☆噛み合わせのポイント☆
最近顔が歪んだり、傾いたりしてきていませんか?
*噛み合わせは、顔に大きな影響を与えます。
歯並びが、口元やスマイルとして、顔や表情に見た目上大きく影響していることは、すでによく知られています。
しかし、噛み合わせはさらに、頭蓋骨の歪みや傾き、表情筋・骨格筋の過緊張や歪みを引き起こします。それにより、目が小さくなったり、下がってきたり、エラが張っていたり、顔が非対称だったりと、様々な変化が現れます。
もともと顔はまったくの対称性がとれているわけではありませんし、骨格的変形もありえます。しかし自分の顔を評価する前に、あるいは、顔を診断するときに、噛み合わせからの影響を調べなければ、それは分かりません。
“最近、顔が歪んできた”と思ったら、特に“美容整形や審美歯科治療を考えている”方は、その前にぜひ噛み合わせを含めたフェイシャル・ドックを受けてみて下さい。噛み合わせから来る顔の歪みは病的な歪みです。美容的な治療は病的な状態がなくて、初めて行えるものです。
噛み合わせによって、瞬時に頭が傾きます。(下図)
筋肉や皮膚への影響で目の大きさや顔も歪みます。そして、頭蓋骨や頸椎も歪みます。
*噛み合わせによって、頭蓋骨が歪む仕組み
噛み合わせによって僅かでも異常があると、物理的(骨格的)にも、神経学的(神経と筋肉の動き)にも、下顎の位置が変化します。下顎骨の位置が変化すると、下顎骨は頭蓋骨に筋肉でぶら下がっているので、筋肉を介して頭蓋骨に力がかかります。その中でも、外側翼突筋・内側翼突筋によってつながっている蝶形骨に力が加わると、ちょうど頭蓋骨の中心にある蝶形骨の位置がズレるので、その他の頭蓋骨を構成している骨(15種23個)もズレ、頭蓋骨が歪みます。
頭蓋骨が歪むと、全身のバランスをとるために、頭が傾き、それに合わせて首、背骨もズラします。噛み合わせによる全身の歪みは、バランスをとるための補償的な症状ですので、ダメージがひどくなければ、噛み合わせを治すことで自動的に治ります。(バランスを取り戻す)
また、下顎の周りには、136個の筋肉があり、特に、頸椎への影響は大きいです。頸椎は、筋肉だけでなく、硬膜、靭帯でもつながっていますし、頭が傾くだけでも、それに伴い、傾き、ズレます。
このように、下顎は頭蓋骨とともに、特に全身のバランスにおいて、大きく、そして即影響しますので、骨格的、筋肉・神経系により、血管系にも作用して、全身的に様々な影響を及ぼします。全身のほぼ全ての部位への噛み合わせの影響に関して、証明されています。(臨床的な応用にはあまり使われていませんが)。しかし、100%全ての全身の疾患の原因になっているということではなく、噛み合わせに異常があれば、少なくとも原因の一つにはなっているか、その疾患、症状を助長している要因にはなり得るということです。噛み合わせを治すことで、どこまでが噛み合わせから来ているのかも分かります。
*噛み合わせの診断と治療
従来と大きく違う点は、噛み合わせだけで、頭蓋骨も歪み、傾くので、歯だけを見ても診断できないですし、1度見ただけでも正確な診断はできないということです。仮診断の後に、初期治療として、歯の感覚を変える(神経学的コントロール)ことで、頭蓋骨のバランスを整えてから初めて、正確な診断ができます。骨自体の変形がなければ、噛み合わせの初期治療(通常2週間おきに3回:1か月半)で、骨と筋のバランスは整います。骨自体に力を加えたり、外科処置の必要はありませんし、するべきではないでしょう。