歯科治療の際の「つめもの」「かぶせもの」の歯科材料が心配だという方が多くなって来ています。その為欧米を含む先進諸国では、メタルフリー治療(金属を使わない治療)が主流となっています。
当院では環境ホルモンの問題、金属アレルギーの問題やアマルガム・水銀毒溶出問題等に取り組み、体に優しい歯科材料を使った治療を心がけています。また、内科、皮膚科などの病院と提携し、金属アレルギー反応を調べるパッチテストや、血液検査も行っております。(パッチテストとは、金属の試料を用いどの金属に対してアレルギー反応があるかどうか測定するものです。)
【金属アレルギーに対する歯科的対応】
1.診査:本当に金属アレルギーなのかを診断します。
2.パッチテスト:どの金属にアレルギーがあるのかを診断します。
3.口腔内金属検査:口腔内のどこに抗原金属が存在するのかを診断します。
4.治療計画の立案
5.修復治療、交換治療:選択的抗原除去療法
6.アフターケア:経過観察と再発防止に向けて
(パッチテストの信頼性)
健常者:陽性 31.9% 陰性 68.1%
有病者:陽性 65.5% 陰性 34.5%
アレルギーがある人だけが常に反応するというわけではありません。
(各種金属の陽性反応%)
パラジウム:健常者2.2% 有病者12.4%
金:健常者1.3% 有病者6.8%
水銀:健常者10.5% 有病者20%%
コバルト:健常者4.5% 有病者14.8%
クロム:健常者4.3% 有病者14.1%
ニッケル :健常者3.8% 有病者17.5%
白金 :健常者0.8% 有病者6.2%
アレルギー性疾患の自覚がない人でも、金属アレルギーの疑いがあります。
花粉症のようにアレルギー反応は突然起こり、治りません。心当たりのある方は1度検査してみたほうが良いのかもしれません。